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水痘(みずぼうそう)
水痘とは
水痘帯状疱疹ウイルスによっておきる感染性の強い病気です。潜伏期は約14日です。発疹はまず赤い小さな発疹から始まり、中心に水を持った水疱になり、かさぶたになって終わりますが、いろいろな段階の発疹が同時に存在することが特徴です。水疱には強いかゆみがあり、発熱は約7割に見られます。
治療
- かゆみを抑える塗り薬や飲み薬を処方します。
- からだの抵抗力が弱い人、症状が重い人には抗ウイルス薬を処方します。
家庭で気をつけること
- 引っ掻いて水ぶくれをつぶさないように、つめを丸く切り清潔にしましょう。赤ちゃんなら手袋をするのものよいでしょう。
- 水疱が増えている間は入浴は避けましょう。水疱が落ち着いてくれば、ぬるま湯のシャワーで皮膚をこすらないように体を流し、水疱やかさぶたを破らないように気をつけましょう。
- 口の中に水疱ができて痛い時は、刺激にならないうす味の、喉ごしのよいやわらかい物を少しずつ与えます。おかゆ、うどん、プリン、ゼリー、アイスクリームなど。
予防
予防接種が一番です。生後12ヶ月以降の子が対象です。
登園・登校
登園・登校は、発疹がすべてかさぶたになってからです
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